キャスレーコンサルティング株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:砂川和雅、以下「当社」)は、
株式会社電通国際情報サービス(以下、「ISID」)グループのシステム開発会社である
株式会社ISIDインターテクノロジー(本社:東京都港区、代表取締役社長:佐々木英夫、以下「ISID-IT」)と
SES(システム・エンジニアリング・サービス)に関する事業譲渡契約を締結したことをお知らせ致します。
■背景とねらい
電通グループの中核的IT会社であるISIDは、中期経営計画「ISID X(Cross) Innovation 2021」において
「テクノロジー、業界、企業、組織、地域などを超えた『X Innovation』の推進を通して
新しい価値を『協創』し、企業理念を実現する」ことをテーマに掲げ、日本のDX領域において
数々の先駆的な取り組みを行っています。
ISID-ITは、「Stand by the Customers」をビジョンに掲げ、ISIDグループにおける開発専門企業として
金融・広告・製造など複数分野のシステム開発を手掛け、OSS、クラウド、RPA、ローコード開発などの
先端技術でISIDグループの開発を支えています。
当社は、2013年の創業より「CSV(Creating Shared Value: 共益価値の創造)をIT技術で実現する」ことを
ビジョンに掲げ、顧客へのITコンサルティング、システム開発等を通じた社会的価値の創出を目指してきました。
近年では、多数のステークホルダが協力して経済的利益と社会的利益の最大化を目指す
「協働(コレクティブ・インパクト)」を経営戦略の柱に据え、システム開発・出資・事業提携などを行っています。
これら事業背景のもと、当社はISID-ITの重要パートナー企業として創業来の協力関係を構築し、
当社が社会的重要産業と位置付ける金融・広告のシステムで卓越した開発ノウハウを持つISID-ITに
当社開発体制を重点的に提供してきました。
今回の事業譲渡は、中長期的な視点から当社およびISID-ITの成長戦略を鑑みたとき、
当社の保有するSES事業とISID-ITの経営資源を融合することにより事業に大きなシナジーを生み出せる
可能性があること、また、ISID-ITおよびISIDグループが掲げる「Stand by the Customers」
「X Innovation」といった理念・戦略と当社の「CSV x IT」の理念・戦略は極めて親和性が高く、
事業譲渡を通じてより大きな経済的価値と社会的価値を生み出せるとの判断のもと、合意に至ったものです。
なお、今回の譲渡により調達した資金は、当社受託事業・新規事業(画像解析・AI等)への
開発投資強化に充てるほか、ISID-ITおよびISIDグループとの更なるシナジー創出への投資にも
充当する予定です。
キャスレーコンサルティング株式会社について
設 立:2013年1月21日
資本金:3,200万円
所在地:東京都渋谷区恵比寿4-20-3 恵比寿ガーデンプレイスタワー31F
代表者:砂川 和雅
売 上:17億756万円(2019年12月期・単独決算)
社員数:約170名(2019年12月期)
事業内容:CSV / ITコンサルティング事業
Webシステム開発事業
クラウドインテグレーション事業
スマートフォン、タブレット開発事業
IoT&ビッグデータ関連事業(画像鮮鋭化技術)
株式会社ISIDインターテクノロジーについて
設 立:1971年10月1日
資本金:3億2,600万円
所在地:東京都港区港南2-17-1
代表者:佐々木 英夫
売 上:59億6,990万円(2019年12月期決算)
社員数:約400名(2019年12月期)
事業内容:システム構築サービス [金融機関、広告会社、流通業等]
株式会社電通国際情報サービス(略称 ISID)について
設 立:1975年12月11日
資本金:81億8,050万円
所在地:東京都港区港南2-17-1
代表者:名和 亮一
売 上:1,006億7,900万円(2019年12月期決算)
社員数:2,879名(2019年12月期)
事業内容:コンサルティングサービス
受託システム開発
ソフトウェア製品(自社開発ソフトウェア)の販売/サポート
ソフトウェア商品(国内外ベンダーのソフトウェア)の販売/サポート
アウトソーシング・運用保守サービス
情報機器販売・その他
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